マンU帰還が近づくポグバ 米メディアが過去の「高額買い戻し移籍トップ5」を紹介 

驚異の154億円での買い戻しが迫る仏代表MF 現時点の1位は差額46億円のセスク

 マンチェスター・ユナイテッドは2012年に、ユベントスにタダ同然で放出したフランス代表MFポール・ポグバをフットボール史上最高額となる移籍金1億1200万ポンド(約154億円)で買い戻す、衝撃のディールが秒読み段階に突入している。

 買い戻し額も衝撃の154億円となるが、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」では、過去の「高額買い戻し移籍トップ5」を紹介している。

 1位はチェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガス。2003年にバルセロナの下部組織からアーセナルに移籍金ゼロで加入。その後、アーセナルはバルセロナに対して約86万ユーロ(約1億円)を支払うように裁判所から命じられた。アーセナルのキャプテンに成長した司令塔は、11年に3500万ポンド(約47億円)でバルセロナに復帰。移籍金の差額は「約46億円」となっている。大黒柱へと成長した愛弟子を失ったアーセン・ベンゲル監督だったが、抜群の経営センスを見せつけた。

 2位は今季ドルトムントからバイエルンに移籍しファンの怒りを買ったドイツ代表DFマッツ・フンメルス。バイエルンの下部組織出身のフンメルスはトップチームで1試合しか出場できず、2009年に期限付き移籍を経てドルトムントに340万ユーロ(約4億円)で移籍した。ドルトムントのキャプテンとなり、同僚MFマリオ・ゲッツェやFWロベルト・レバンドフキのバイエルン移籍を批判していたが、自らも3500万ユーロ(約40億円)で移籍。 DFBポカール決勝のバイエルン戦前に発表されるという裏切りぶりに、ドルトムントファンは立腹していた。もっとも、移籍金の差額は「約36億円」で、クラブ経営陣は商才の高さを見せつけた。

 

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