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「彼のもとで成長した選手は1人も知らない」 “悪童”カッサーノ、レアル監督を痛烈批判「運は尽きる」
元イタリア代表FWカッサーノ氏が古巣レアルを率いるアンチェロッティ監督へ“暴言”
歯に衣着せぬ発言や奔放な振る舞いから“悪童”として知られる元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ氏がUEFAチャンピオンズリーグでベスト4進出を果たした古巣のレアル・マドリードへの批判を展開している。
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イタリアサッカー情報「フットボール・イタリア」によれば、カッサーノ氏はライブストリーミング配信プラットフォーム「Twitch」の配信番組「Bobo TV」に出演。そこでレアルとチームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督に対して厳しい言葉を並べている。
「レアル・マドリードはチェルシーとパリ・サンジェルマン戦でひどい試合をした。彼(アンチェロッティ)は本当に、本当にラッキーだ。遅かれ早かれ運は尽きるだろう。(レアルは)リーガ・エスパニョーラではうまくプレーできていない。バルセロナはスタートこそ悪かったが、今は話が違う。アンチェロッティは選手の気分をよくすることはできるが、彼のもとで成長した選手は1人も知らない」
レアルは現在リーガ・エスパニョーラで2位バルセロナに勝点12差をつけて首位を独走中。CLの決勝トーナメントではパリ・サンジェルマンとチェルシーを立て続けに撃破するなど好調だが、カッサーノ氏は実力ではなく運に助けられていると主張。ミランとレアルで計3度の欧州制覇をはじめ、チームに多くのタイトルをもたらしてきたアンチェロッティ監督に対しては“暴言”を吐き捨てた。
2006年にローマからレアルへ移籍するも、思うような活躍ができず、約1年半の在籍で追われるようにしてマドリードを去ったカッサーノ氏。“白い巨人”の今の姿には不満を抱えているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)