興梠、遠藤のリオ五輪組不在もなんのその! 灼熱の甲府戦で浦和が武藤&李弾で2-0勝利

リオ五輪代表2人へのエールとなる完封勝利

 後半は甲府も多少攻撃的な姿勢を見せたものの、終始ゲームをコントロールしたのは浦和だった。後半30分過ぎまでにチームの心臓部である日本代表MF柏木陽介、得点を決めた武藤と李を下げて夏場のゲームでの疲労をコントロールする余裕も見せ、2-0で勝利。リーグ戦5連勝のあと、引き分けを挟んで2連勝と、無敗を8戦に伸ばして年間首位の川崎フロンターレを追い上げにかかっている。

 浦和から五輪代表に選出されているDF遠藤航と興梠は出発前に「チームは勝ってくれると信じている」と話していたが、興梠、李、武藤の頭文字から「KLM」と称される3トップの「L」と「M」が奮闘。ブラジルの大地で戦う同僚にエールとなるような完封勝利を勝ち取った。

【了】

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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