興梠、遠藤のリオ五輪組不在もなんのその! 灼熱の甲府戦で浦和が武藤&李弾で2-0勝利
専守防衛の甲府をあっさり攻略し2連勝
リオデジャネイロ五輪にFW興梠慎三がオーバーエイジ(23歳以上)枠として招集された浦和レッズが、エースストライカー離脱を感じさせない戦いぶりで連勝を飾った。30日のJ1セカンドステージ第6節の敵地ヴァンフォーレ甲府戦で、浦和はFW武藤雄樹とFW李忠成のゴールで2-0の勝利を飾った。
灼熱の敵地決戦で、2-1で逆転勝利を収めた前節の鹿島アントラーズ戦から興梠がチームを離脱した浦和は、李をスタメン起用した。ホームとはいえ5-4-1の布陣で完全に守備に軸足を置いた甲府に対し、浦和は前半14分にサイド攻撃から先制点を奪った。左サイドを出場停止明けのMF宇賀神友弥が縦にドリブル突破すると、中央にクロスを供給。李に相手マークが引き付けられた裏のスペースに武藤が入り込み、ヘディングで先制点を沈めた。
前半終了間際には、宇賀神のスルーパスからMF高木俊幸が左サイドを抜け出して中央にクロス。これを今度は李が左足で引っ掛けるようにしてボレーシュートを決め、2-0とリードを奪った。五輪期間で興梠不在の初戦となった前節に2ゴールを決め「(興梠)慎三がいない間に何点取れるかが勝負」と語った李は、これで2試合連続ゴールとなった。
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