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アトレチコの54億円オファーにチェルシーが激怒必至! 暴君コスタを巡る綱引きが過熱
コンテ、シメオネという当代の闘将が場外バトル
昨季のUEFAチャンピオンズリーグで準優勝に終わったアトレチコ・マドリードは、かつてチームでゴールを量産した“暴君ストライカー”の獲得を諦めていないようだ。英紙「デイリー・メール」によると、チェルシーの元スペイン代表FWジエゴ・コスタの復帰に向けて4000万ポンド(約54億円)の移籍金を用意してアタック。コスタ自身もSNSで移籍を示唆するような、意味深な発言を残している。
2010年にアトレチコに加入したコスタは、ディエゴ・シメオネ監督の下で得点嗅覚を研ぎ澄まし、12-13、13-14の2シーズンで56ゴールを挙げた。その実績を買ったチェルシーが、14年夏に3200万ポンド(約43億円)の移籍金で獲得した。
加入1年目はプレミアで20得点を挙げて期待通りの活躍を見せ、プレミア優勝に貢献。だが、昨季は“暴君”のダークサイドが前面に出てしまった。主審の目を盗んでマーカーに殴る蹴るの暴行を加えたり、巧みな挑発を続けた挙句、ジョゼ・モウリーニョ前監督の起用法に不満を爆発させ、ビブスを投げつけるなどのやりたい放題。前半戦は不振で、モウリーニョ監督更迭の一因にもなった。後半戦で持ち直したものの、昨季は12ゴールに終わっていた。
今季からチェルシーの指揮官に就任したアントニオ・コンテ監督はコスタ残留を希望する一方で、開幕時にチェルシーのユニホームを着ている保証はないとも述べている。アトレチコは現在、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)を戦うためオーストラリアに遠征しているが、クラブ幹部はマドリードに残り、チェルシーへの売却時を上回る4000万ポンドでのオファーを目論んでいるという。
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