ACミランが本田の代役としてリバプールのスソ獲得へ

本田と似たプレースタイル

 ACミランが、リバプールのU-21スペイン代表MFスソことヘスス・ホアキン・フェルナンデス・サエスを日本代表MF本田圭佑の代役として獲得する可能性が高まっている。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。
 記事では「アジアカップで本田がいなくなる代わりの選手。彼も左利きで、本田とプレースタイルが似ている」とスソ獲得の目的を指摘する。本田が日本代表として来年1月のアジアカップ・オーストラリア大会に参加した場合、長期離脱を余儀なくされる。リバプールもスソのポテンシャルを高く評価しているため、獲得時にはローン移籍となりそうだ。
 今季7試合6得点2アシストをフィニッシャーとしての能力を覚醒させた本田に対し、スソはキラーパスを武器とするパサータイプだ。
 本田は1月のアジア杯招集時には、サッスオーロ戦、アタランタ戦、トリノ戦、ラツィオ戦に加え、イタリア杯1試合を含めた5試合で不在になるという。
 本田は昨季、不振でメディアやサポーターから批判を受けた。だが、今季はセリエA得点ランク首位タイという活躍で立場は一変。クラブ側は背番号「10」不在の間の代役補強に動くほど、ミランでのステータスを強固なものとなっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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