今月12日に大宮のFB本部長に就任することが発表

　J2大宮アルディージャは4月15日、原博実フットボール（FB）本部長の就任会見を実施。今回の就任経緯に触れつつ、現在、リーグ最下位に沈むチームについて「ポテンシャルは絶対ある」と、低迷脱却へ意欲を見せた。

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　原氏はこれまで浦和レッズ、FC東京監督や日本サッカー協会（JFA）の技術委員長などを歴任。Jリーグの副理事長を今年3月まで務めていたなか、今月12日に大宮のFB本部長に就任することが発表された。

　オンライン会見に出席した佐野秀彦代表取締役社長は、リーダーシップ、実績、人的ネットワークなどを踏まえ、原氏が適任者だと判断したことを明かし「持っている力をすべて注いでもらいたい」と期待を寄せた。

　J副理事長を3月で退任後、大宮からのオファーを快諾した理由について、原氏は「原さんの力が必要と言われたのが嬉しかった。力になれるならと思って何も考えずに来た」と明言。クラブの低迷脱却へ「持っている選手のポテンシャルをみたところ、もっともっと引き出せると確信したので、大宮を強くしていきたい。大宮のポテンシャルは絶対あると思っていた」と意欲を覗かせた。

　今後は大宮FB本部長としての仕事へ注力する原氏。これまで出演してきたスポーツチャンネル「DAZN」の番組「Jリーグジャッジリプレイ」については「もう出ません。お別れのコメントを収録しました。今後はいちファンとして見ていきたい」と語った。