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長友とサイドで名コンビに!? インテルがラツィオの伊代表MFを29億円で獲得へ
ミランやローマとの争奪戦を制し、カンドレーバ獲得で合意
インテルの日本代表DF長友佑都に、心強いパートナーが生まれることが決定的になった。インテルはラツィオからイタリア代表MFアントニオ・カンドレーバの獲得で合意し、残りは正式発表を待つのみになったと、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」など同国メディアが一斉に報じている。
先月から今月にかけて開催された欧州選手権で、カンドレーバはイタリア代表の一員としてプレーした。右サイドハーフとして出場した初戦ベルギー戦で実力を見せて輝きを放ったものの、その後は負傷もあり戦列を離れてしまった。しかし、昨年からイタリアにおける移籍市場での人気銘柄だった存在は、ACミランやローマ、ナポリなどとの争奪戦の末にインテル移籍で決着した模様だ。
ガゼッタ紙によれば、インテルはラツィオに対して移籍金2100万ユーロに成果ボーナス400万ユーロをプラスした2500万ユーロ(約29億円)のオファーで交渉を成立させ、年俸270万ユーロ(約3億2000万円)の4年契約で合意したと報じている。
左右のサイドバックを主戦場とする長友にとっては、クロスの精度と突破力に加えて、サイドバックの攻撃参加を生かすプレーもできるカンドレーバの加入は大きなプラス要素になる。移籍市場での動きで、クラブ首脳部とロベルト・マンチーニ監督の間に確執が生まれたとも報じられ、やや雲行きの怪しい感のあったインテルだが、争奪戦を制してサイドアタッカーを獲得したことは新シーズンへ向けて大きなプラス要素になりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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