アーセナル冨安は「ファンのお気に入り」 “信頼”は絶大、来季レギュラー候補と英紙予想
今季からアーセナルでプレーする冨安は右サイドバックのレギュラーとして定着
アーセナルの日本代表DF冨安健洋はハムスリングの負傷で長期離脱を余儀なくされているが、それでもシーズン序盤に残したインパクトの大きさは絶大で、来季以降もレギュラー候補との評価は揺らいでいないようだ。
シーズン終盤を迎え、英国メディアでは早くも来季に向けた各クラブの補強の噂が取り沙汰されるようになり、新シーズンの布陣予想が展開されている。アーセナルは今夏も大型補強の可能性が指摘されるなか、冨安は引き続き右サイドのレギュラーとして見られている。
英紙「ザ・サン」ではレアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザール、ユベントスのスペイン代表アルバロ・モラタ、レスター・シティのベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス、そしてマルセイユからローンバック予定のフランス代表DFウィリアン・サリバを組み込んだ来期の予想布陣を選出。そのなかで「キーラン・ティアニーと冨安健洋は、アーセナルにとって最適なサイドバックコンビ」と23歳の日本代表DFを“不動”の存在としてピックアップした。
さらに英紙「デイリー・エクスプレス」の来季予想布陣でも同様に冨安が右サイドバックとして名前が挙がった。同紙はセンターバックの一角にサリバ、中盤にウォルバーハンプトンのポルトガル代表MFルベン・ネベス、前線にバルセロナのオランダ代表FWメンフィス・デパイを加えた新しいイレブンのなかで、冨安とティアニーの両翼の評価は確立されているとした。
「ウィリアン・サリバはフランスのクラブに3年連続ローン移籍しているが、この21歳は来季ノースロンドンに復帰したときに大きな活躍を期待されている。また、冨安健洋とキーラン・ティアニーの2人は、たとえ怪我の問題でミケル・アルテタが定期的に代役を起用せざるを得なくなっているとしても、ファンからのお気に入りとして十分な働きをしている」
今季ボローニャから新加入し、すぐさまレギュラーに定着した冨安。不在の間にポルトガル代表DFセドリック・ソアレスが右サイドで存在感を示しているが、なおも冨安がファーストチョイスという評価は変わっていないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)