“3冠”狙うマンCに痛手 グアルディオラ監督、主力2人が負傷で「大きな問題を抱えている」
CL4強進出も過密日程で負傷者続出
マンチェスター・シティは4月13日、UEFAチャンピオンズリーグの準々決勝でアトレティコ・マドリードを下し、2年連続でベスト4へと駒を進めた。プレミアリーグ、FAカップを含めた3冠の可能性を残す一方、この一戦で主力選手のMFケビン・デ・ブライネとDFカイル・ウォーカーが負傷離脱するアクシデントにも見舞われた。ジョゼップ・グアルディオラ監督も「我々は大きな問題を抱えている」と苦悩を明かしている。
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本拠地での準々決勝第1戦に1-0で勝利していたシティは敵地第2戦をスコアレスドローで終え、合計スコア1-0で準決勝進出を決めた。守備的なスタイルで戦う相手との熱戦を制したが、後半20分に司令塔のベルギー代表MFデ・ブライネ、同28分にイングランド代表DFカイル・ウォーカーがそれぞれ負傷による交代を余儀なくされた。
試合後、グアルディオラ監督は英衛星放送「BTスポーツ」で「我々は大きな問題を抱えている。3日前にも試合をし、(マドリードまで)旅をしてここにいることを忘れることはできない。我々には今多くのけが人がいる」と語った。
英紙「デイリー・メール」によれば、デ・ブライネはボールを追いかける際に筋肉系のトラブルに見舞われ、ウォーカーは足首を負傷した。現地時間4月16日にはリバプールとのFAカップ準決勝を控えているが、その試合に間に合う可能性は低いという。同10日のプレミアリーグ第32節で戦ったばかりの両者が再び相まみえる大一番だが、グアルディオラ監督は主力2人を欠いて臨むことが濃厚となったようだ。シーズン終盤の過密日程のなかでの大きな打撃となることは間違いない。
指揮官、そしてサポーターも2人の怪我が軽症であることを願うばかりだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)