「絶妙なコース」 レアル中井卓大、GKお手上げの25m直接FK弾を元日本代表DF称賛
ユース国王杯準決勝・ベティス戦で途中出場し、チーム5点目を奪取
スペイン1部の名門レアル・マドリードの下部組織フベニールA(U-19相当)に所属する18歳MF中井卓大が、現地時間4月13日に行われたユース国王杯準決勝・ベティス戦で終了間際に直接フリーキック(FK)を叩き込み、5-0の勝利に貢献。元日本代表DF栗原勇蔵氏も「素晴らしい」と称えている。
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ユース国王杯決勝進出を懸けたベティスとの一戦で、中井はベンチスタート。そんななか、後半30分から途中出場すると、4点リードして迎えた後半アディショナルタイム3分に見せ場が訪れる。ゴール正面やや右寄りの位置でフリーキック(FK)を獲得すると、キッカーを務めた中井が右足を一閃。シュートは壁の上を越え、相手GKもほとんど動けずにゴールネットに吸い込まれた。
ゴールまで約25メートル付近から叩き込んだ中井の直接FK弾はダメ押しゴールとなり、チームは大量5得点を奪って決勝進出を果たした。
元日本代表DF栗原氏も「素晴らしいFK。場所的には左利きが狙いそうなところから上手くニア上を捉えています。うまく力が抜けていて、距離があるなかで壁の上ギリギリの絶妙なコースを突く、いいゴールでした」と称えている。
日本代表は近年、FKからの得点が課題とされている。左利きのマジョルカMF久保建英、右利きの中井、2人が競争に加われば、期待の存在となりそうだ。
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