鎌田大地、バルサ戦で“株上昇”も? 「カンプ・ノウのショーウィンドウに並ぶ5人」に独注目
名門バルセロナとのEL第2戦で激突、鎌田のアピールチャンスと現地指摘
日本代表MF鎌田大地と元日本代表MF長谷部誠の所属するドイツ1部フランクフルトは4月14日(現地時間)、スペイン1部バルセロナとのUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第2戦(アウェー)に臨む。ベスト4進出を懸けた一戦を前に、ドイツメディア「Fussball News」は「カンプ・ノウのショーウィンドウに並ぶ5選手」と題し、鎌田にスポットライトを当てている。
ホームでの第1戦を1-1で引き分けたフランクフルトは、夏の移籍市場で複数の選手を売却する可能性があり、レンタル移籍で加入している選手たちを完全移籍で獲得するなど、補強を実現するためには、3000万ユーロ(約40億円)を得る必要があるという。
そのため、世界屈指の名門クラブであるバルセロナとの対戦は、クラブが抱えている選手たちの価値をアピールするチャンスにもなってくる。「Fussball News」は、セルビア代表MFフィリップ・コスティッチ、フランス人DFエヴァン・ヌディカ、スイス代表MFジブリル・ソウ、フランス人DFマルマミ・トゥーレ、そして鎌田が「カンプ・ノウのショーウィンドウに並ぶ5選手」として紹介した。
ここまでELの25試合で10得点を記録している鎌田だが、ブンデスリーガでは同じゴール数を挙げるまでに90試合を要した。記事では、改めてELにおける鎌田の強さに触れられ、「2023年に契約が満了する攻撃的MFを巡っては、常に論争が起こる。彼の輝きとゴール前の危険性の欠如は、批判の対象となってきた。そのため、関心を持ったクラブも最終的には手を引いていた。バルセロナというトップチームとの試合次第で、それも変わるかもしれない」と指摘されている。
10日のブンデスリーガ第29節フライブルク戦(1-2)では、コンディションを考慮され途中出場となった鎌田だが、バルサ戦でインパクトを残せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)