セルティック英雄、古橋亨梧のスタメン抜擢を提言 「なぜ彼が先発に戻れないんだ?」

セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧【写真:Getty Images】
セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧【写真:Getty Images】

ギアクマキスの負傷を受けて、OBハートソン氏が先発復帰を猛プッシュ

 スコットランド1部セルティックは、4月17日にスコティッシュカップの準決勝でレンジャーズと対戦するなか、この試合で日本代表FW古橋亨梧が先発復帰するかがスコットランドでは話題になっている。セルティック専門メディア「67 Hail Hail」が報じた。

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 セルティックは9日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第33節のセント・ジョンストン戦に7-0で快勝した。この試合では、昨年12月から負傷離脱していた古橋が途中出場を果たし、試合終了までの約20分にわたってプレーしている。

 古橋が復帰した一方で、その穴を埋めてきたギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスが負傷により前半27分にベンチへ退いた。この試合後、アンジェ・ポステコグルー監督は、宿敵レンジャーズとのスコティッシュカップ準決勝での古橋の先発起用に否定的な考えを示したものの、セルティックOBの“英雄”元ウェールズ代表FWジョン・ハートソン氏は、古橋を先発で出場させるべきだと考えているようだ。

 ハートソン氏は「週末、監督はキョウゴに25分から30分の最高の時間を与えたいと考えていたようだ。もし、ギアクマキスがプレーできる状態に戻らなければ、私はキョウゴが先発すると考える。彼は2週間ほどトレーニングをしてきたし、プレー時間も得た。私からすれば自然な変更だ」と言い、先発の11人を予想した。

「両ウイングは、変わらないと思う。アンジェは多くの変更を加えたくないはずだからね。試合の展開に応じて変えるかもしれない。だが、それでもあまりに多くのことを変更することは望んでいないはずだ。最終ラインの4人と中盤は同じだろう。議論の余地があるとすれば、(マット・)オライリーか旗手(怜央)だ。そして、前田、ジョタが残り、ギアクマキスがダメだったら、キョウゴが先発に入ると思う」

 そして、古橋については「なぜ、彼が先発に戻れないんだ? 彼は復帰して、もう十分に時間が経っている。あれだけの熱量とクオリティーがある選手だ。再び得点者の欄に名前を加えたくてウズウズしているはず。これまで、どれだけのインパクトを残したことか」と、コメントしている。

 こうした発言を受けながらも、「67 Hail Hail」は「それもオプションの1つであることは、間違いない。最も有力なのは、単純に前田大然をセンターフォワードで起用することだ。週末、ギアクマキスのポジションに入った彼は、本当の脅威のように見えた。彼のスピードは、レンジャーズの最終ラインにあらゆる問題を起こすだろう」と、指摘している。

 ギアクマキスが間に合うか。それとも、古橋、前田のどちらかがセンターフォワードの位置で先発するのか。ポステコグルー監督の采配が、注目を集めることになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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