「史上最高のパスの1つ」 モドリッチ、チェルシー戦の“アウトサイド超絶アシスト”にレジェンドも脱帽
CLチェルシー戦、レアルMFモドリッチが披露したパスに賛辞
スペイン1部レアル・マドリードは、現地時間4月12日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦で昨季王者チェルシーを延長戦の末に2戦合計スコア5-4で退け、ベスト4に駒を進めた。クロアチア代表MFルカ・モドリッチの美しいアシストに海外メディアから「史上最高のパスの1つ」と賛辞が寄せられている。
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アウェーでの第1戦を3-1で勝利したレアルは、ホームでチェルシーを迎え撃った。しかし前半15分、後半6分、同30分と連続で失点し、この時点で2戦合計スコアでも3-4と逆転されるなど敗退の足音が迫った。
そんな不穏な空気を一変させたのが、レアルの10番MFモドリッチだ。後半35分、左サイドでパスを受けたモドリッチは、反転するとすぐさま前方を確認し、右足アウトサイドでファーサイドへのパスを選択。これが走り込んだFWロドリゴの足元にピタリと届き、最後は右足ダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。
これで反撃の狼煙を上げたレアルは2戦合計スコア4-4でイーブンにすると、延長戦でエースFWカリム・ベンゼマが決勝ゴールを決め、2計合計スコア5-4で準決勝進出を果たした。
英メディア「スポーツ・バイブル」は「ルカ・モドリッチのパスは、史上最高のパスの1つ」「偉大さに感服する。これは博物館に展示されるべきものだ」と最大級の賛辞を送った。また米メディア「CBS」では、元フランス代表FWティエリ・アンリが「超絶技巧だ」と絶賛すれば、元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーも「僕が今まで見たなかで史上最高のパスの1つ。まったくもって完璧で、ゴージャスだった」と脱帽。ゲームの流れを変えたアウトサイドでのアシストに反響が広がっていた。