「生きた心地がしなかった」 マンC守護神エデルソン、OG未遂の冷静ミスカバーに元豪州代表GK感嘆

マンCのブラジル代表GKエデルソン【写真:Getty Images】
マンCのブラジル代表GKエデルソン【写真:Getty Images】

マンUなどでプレーした元豪州代表GKボスニッチ氏も驚き

 マンチェスター・シティは現地時間4月10日に行われたプレミアリーグ第32節リバプール戦で2-2と引き分けた。そのなかで、ブラジル代表GKエデルソンがオウンゴール未遂のピンチで見せた冷静さの反響が拡大し、かつてプレミアリーグでプレーした元オーストラリア代表GKも驚嘆の声をあげている。

 ホームのシティは前半5分、相手陣内でのクイックリスタートからベルギー代表MFケビン・デ・ブライネがドリブルで運んで左足でミドルシュート。DFジョエル・マティプに当たって軌道が変わったボールは右ポストを叩いてからゴールラインを越えた。

 リバプールも同13分にポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタのゴールで同点とする。左からのクロスをファーでエジプト代表FWモハメド・サラーが折り返し、ジョッタが冷静に押し込んだ。しかし、同37分にはブラジル代表FWガブリエル・ジェズスのゴールでシティが勝ち越しと、ハイテンションな展開で試合は進んだ。

 後半開始1分でリバプールが再び同点に持ち込み、その後もお互いに激しい攻防を繰り広げたが、これ以上スコアは動かずにドロー決着。首位攻防戦にふさわしいハイレベルな一戦は互いに譲らず、勝ち点1を分け合う結果となった。

 そのなかで前半23分、シティ守護神エデルソンは自陣ゴール前でジョッタのプレスを受けたなか、パスを試みるも足が引っかかってミス。ボールがゴールに向かって転がり、加えてジョッタがスライディングで押し込もう飛び込んできた局面で、ゴールライン上のボールを冷静にインサイドキックで味方にパスしてみせた。

 ハンガリーのスポーツ専門ポータルタイト「Nemzeti Sport Online」は「なぜ緊張する? エデルソンは冷静にゴールライン上でミスをカバー」と、あまりに冷静すぎる対応にフォーカス。衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版も、「一体何が起こっていた? ほぼオウンゴールのエデルソン」と伝えた。

 また、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーでプレーした元オーストラリア代表GKマーク・ボスニッチ氏も、「エデルソンのおかげで生きた心地がしなかった」と肝を冷やしたと明かしつつ、冷静さを称えていた。

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