「対戦相手を休ませない」 1G1Aの前田大然をセルティックOBが称賛「MOMに値する」
元ブルガリア代表FWペトロフ氏が前田の活躍を評価
スコットランド1部セルティックの日本代表FW前田大然が、評価を高めている。7-0と圧勝した現地時間4月9日のリーグ第33節セント・ジョンストン戦で1ゴール1アシストを決めた韋駄天FWを、クラブOBのスティリアン・ペトロフ氏が称賛した。
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前田は昨年末に横浜F・マリノスから新加入し、16試合で7得点1アシストを記録。今季16得点のFW古橋亨梧が長期離脱していたなかで得点源として活躍し、労を惜しまない前線からのプレッシングでもチームに貢献している。
そんな前田の活躍に、かつてセルティックで活躍したレジェンドも感銘を受けているようだ。セルティック専門メディア「67 HAIL HAIL」によると、元日本代表MF中村俊輔(現横浜FC)とも同僚だった元ブルガリア代表MFペトロフ氏が、「セルティックTV」で前田について語っていたという。
「彼は走るのをやめなかった。(セント・ジョンストン戦でマン・オブ・ザ・マッチに)完全に値する。彼は自分の仕事をやり遂げ、そして止まることがなかった。セルティックは前後半でそれぞれボールを失う場面が何度かあったが、彼が真っ先に反応していた。対戦相手を休ませない。それが彼のやり方だ」
2021年シーズンのJ1リーグで、年間総スプリント回数がリーグ1位だった前田。90分間チームのために走り続ける姿はJリーグファンにとってはお馴染みの光景だろう。そして、そのプレーはスコットランドでも高い評価につながっているようだ。
ペトロフ氏のコメントを伝えた「67 HAIL HAIL」も、「前田のすべてがセルティックにフィットしている。あのエネルギーと熱意はトレーニングで身につけられるものではない。彼の功績だ」と前田がすでにチームに欠かせない存在となっていることを強調している。
現在リーグ首位のセルティックは2季ぶりの優勝に向けて突き進んでいる。前田のさらなる活躍に注目だ。