「彼のことは好きじゃない」 “暴行疑惑”のC・ロナウドを元リバプールDFが非難「自分が神だと思っている」

ユナイテッドFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:AP】
ユナイテッドFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:AP】

2007~16年にプレミアリーグでプレーしたホセ・エンリケ氏がロナウドを“口撃”

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間4月9日のプレミアリーグ第32節エバートン戦(0-1)後、少年ファンの携帯スマートフォンを叩き落としたとされた行為の波紋が広がっている。かつてプレミアリーグでプレーしたホセ・エンリケ氏は、「彼のことは好きじゃない」と非難している。英紙「デイリー・ミラー」が伝えた。

 前節のレスター・シティ戦(1-1)を欠場していたロナウドは、エバートン戦でスタメン復帰。90分間ピッチに立ち続けたもののゴールは奪えず、チームは前半27分に喫した失点により今季8敗目を喫した。

 すると試合後、ファンが集った選手用トンネルを抜けようとしたロナウドが、1人のファンの携帯電話を叩き壊したかのような振る舞いを見せ、その瞬間の動画がSNS上で拡散。ロナウドは自身のインスタグラム上で謝罪文を掲載したが、この行為の波紋が広がっている。

 英地元紙「リバプール・エコー」が報じたところによれば、エバートンファンの男の子がロナウドに携帯電話を叩き壊されたことで手にあざができ、携帯電話の画面も破損。少年の母親は「息子は自閉症の男の子で、サッカー選手から暴行を受けた。母親としてそう思う」と被害を告発していた。

 そのなかで、2007~11年にニューカッスル、11~16年にリバプールでプレーし、ユナイテッドに所属していたロナウドと2度対戦した経験を持つスペイン人DFホセ・エンリケ氏が、ロナウドの態度は能力ではなく、性格に基づくものだと指摘している。

「彼のことは好きじゃない。彼は自分が神であり、やりたいことはなんでもできると信じている。フットボール史上ベストプレーヤーの1人であることに変わりはないが、私は好きじゃない」

 ロナウドにとっては、イメージを大きく崩し、“唯我独尊”キャラを印象づける行為となってしまったようだ。

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