森保監督、前回 “落選”のMF堂安律を視察 PSV指揮官とも面談「評価や監督が思っていることを」
欧州視察中の森保監督が現地から取材に対応
日本代表を率いる森保一監督が4月11日、欧州視察中の現地からオンラインで取材に対応した。カタール・ワールドカップ(W杯)の本大会グループリーグ抽選会に参加後、欧州を行脚。デュッセルドルフを起点として、ドイツやオランダ、ベルギーで試合やトレーニングを視察しているという。
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今回の視察では3月下旬の日本代表戦でメンバーから外れたMF堂安律(PSV)のトレーニング場を訪れ、個人面談を行ったといい、PSVのルート・ファン・ニステルローイ監督やスポーツディレクターともコミュニケーションを取ったようだ。
「PSVのトレーニングで監督やスポーツディレクターとも話して、五輪からの招集に協力してもらったことにお礼と感謝の話をした。堂安の評価や監督が思っていることのコミュニケーションを取らせてもらった。練習後には本人とも少し話した」
ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズでも練習を見て、MF三笘薫、DF町田浩樹と「少し話をした」と明かした。また、ここまでFW伊東純也が所属するヘンク、MF鎌田大地が所属するフランクフルトのバルセロナ戦、MF遠藤航とDF伊藤洋輝がプレーするシュツットガルトのドルトムント戦、DF中山雄太とDFファン・ウェルメスケルケン・際が所属するズウォレと、DF菅原由勢が所属するAZアルクマールとの一戦、DF板倉滉がプレーするシャルケの試合を視察。御前試合で板倉はゴールを決めた。
「素晴らしい攻撃参加から切り返して相手をかわして決めるのを見させてもらった。視察ではあるけど日本人の活躍を喜び、誇りに思った」
現地で多くの日本人選手とコミュニケーションを取り、コンディションを確認している森保監督。欧州はシーズン終盤に近付くなか、11月のW杯本番に向けて貴重な時間となっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)