マジョルカ久保、アトレティコ戦途中出場で流れ一変! 鋭い突破から脅威…アギーレ新体制で初勝利 8戦ぶり白星で降格圏脱出
久保が後半途中から出場して攻撃が循環、4位アトレティコに1-0勝利
スペイン1部マジョルカに所属するMF久保建英が、現地時間4月9日のリーガ・エスパニョーラ第31節アトレティコ・マドリード戦で途中出場。久保の投入を境に攻撃の圧力を強めたマジョルカがPKで決勝点を奪い、1-0と勝利して残留に希望をつなぐ勝ち点3を奪った。
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リーグ18位と降格圏に沈むマジョルカが4位アトレティコをホームで迎え撃った一戦。成績不振でルイス・ガルシア監督を解任し、元日本代表監督のハビエル・アギーレ氏を新監督として招聘したマジョルカは、前節ヘタフェ戦で0-1と敗れ、泥沼の7連敗を喫した。
前回対戦の12月4日、第16節アトレティコ戦で途中出場から決勝ゴールを叩き込み、2-1金星の立役者となった久保はこの日ベンチスタート。前半は両軍ともに決定打を欠いて0-0で折り返し、後半9分からMFイ・ガンインに変わって久保がピッチに送り出された。
久保の投入を機にマジョルカの攻撃が循環し始め、後半21分にマジョルカDFパブロ・マフェオがアトレティコDFヘイニウド・マンダーヴァにエリア内で倒されてPK判定。これをFWベダト・ムリキが冷静に沈めてマジョルカが貴重な先制ゴールをもぎ取った。
その後、アトレティコが反転攻勢に出るなか、マジョルカも身体を張った粘り強い守備で対応。久保は切れ味鋭い突破で相手のファウルを何度も誘発し、カードも出させるなど脅威を与え続けた。チームの連敗を7でストップしたマジョルカは、アギーレ新体制で初勝利を挙げるとともに、アトレティコから再び金星を手にし、残留圏内の暫定17位に浮上した。
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