「三笘を彷彿」　決勝弾演出の川崎FWマルシーニョ、“速すぎる”突破シーンに反響「本領発揮」

FWマルシーニョの突破からFWレアンドロ・ダミアンが決勝ゴール

　J1川崎フロンターレは4月9日にリーグ第8節で柏レイソルと対戦し、1-0で勝利した。FWレアンドロ・ダミアンの決勝ゴールをお膳立てしたFWマルシーニョに対して、「三笘を彷彿とさせるスピード」「本領発揮しだした」「速すぎ」「完全に走り勝ち」などのコメントが寄せられている。

　現在26歳のマルシーニョは今季、中国スーパーリーグ（中国1部）重慶両江競技足球俱楽部から完全移籍で加入。柏戦では左ウイングでスタメン起用され、今季6試合目の出場となった。

　前半17分にDF山根視来のクリアボールがそのまま相手ディフェンスラインの裏に流れると、いち早くL・ダミアンが反応。GKと1対1のチャンスを迎えるも、柏GKキム・スンギュが好セーブを見せ、先制とはならなかった。

　さらに同26分の右コーナーキック（CK）からマルシーニョがゴールネットを揺らすが、ビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）のチェックにより、直前のDF山村和也のプレーがハンド判定でノーゴールとなった。

　しかし、前半アディショナルタイムに川崎が先制に成功する。DF谷口彰悟が中盤のFW遠野大弥に縦パスを供給すると、遠野はダイレクトでマルシーニョの背後へスルーパス。マルシーニョは柏MF中村慶太との競争に競り勝ち、ペナルティーエリア内まで侵入すると、ゴール前で待ち構えたL・ダミアンへお膳立てをした。

　そんななか、一連のゴールシーンをDAZN公式ツイッターが公開すると、L・ダミアンのゴールだけではなく、アシストしたマルシーニョに対して「三笘を彷彿とさせるスピード」「本領発揮しだした」「速すぎ」「完全に走り勝ち」など多くの賛辞が寄せられた。

　川崎はこの試合の勝利で今季6勝目となり、再び首位に浮上している。