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中国で不発の55億円“爆買いFW” 欧州帰還を熱望し、ミランに必死の売り込み
レンタル移籍でのミラン行きを画策か
とはいえ、ミランも金銭的に余裕がない状態であり、3年半の契約期間を残したマルティネスに多額の移籍金を支払って獲得するのは現実的ではない。そこで、代理人のポンペオ氏は広州の首脳部に働きかけて、条件の厳しくない買い取りオプション付きのレンタル移籍という形でミラン行きが実現するように動いているという。
ミラン側もウェストハムやバルセロナ、パリ・サンジェルマンが候補になっているバッカの移籍が妥結した場合、マルティネスの獲得に合意する可能性は少なからずあるとレポートされている。
果たしてコロンビア出身のエースの後釜は、2014年ブラジル・ワールドカップでザックジャパン相手に2ゴールを奪った同じコロンビア人FWになるのか。巨額の移籍金と年俸で中国クラブと長期契約を結ぶことのマイナス面に直面しているマルティネスだが、財政難からエースを売る必要に迫られているミランと両者にとって、最善の解決策になる可能性を残している。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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