「シャビ監督の功績」 バルサが“美しいティキタカ弾”…相手翻弄の“4本のパス”の崩しに注目「最高」
EL準々決勝は第1戦でフランクフルトと1-1のドロー
スペインの名門FCバルセロナは4月7日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝でドイツ1部アイントラハト・フランクフルトと対戦し、第1戦を1-1で引き分けた。この試合で、スペイン代表FWフェラン・トーレスが決めた見事な連係弾に称賛が集まっている。
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フランクフルトの日本代表MF鎌田大地もスタメン出場した1戦。まず先手を取ったのはホームのフランクフルトだった。前半はお互い譲らず0-0で迎えた後半3分、コーナーキックのチャンスから、中央にこぼれたボールに反応したフランクフルトMFアンスガー・クナウフがワントラップから右足でアウトにかけたシュートをペナルティーエリア外から放つと、GKテア・シュテーゲンも届かない綺麗なゴールが決まった。
先制されたバルセロナは、同21分に“らしい”崩しでゴールに迫る。FWウスマン・デンベレが左サイドで持つと少し中へ運び、ペナルティーエリア手前のMFフレンキー・デ・ヨングへ。デ・ヨングはダイレクトで中央のトーレスに預けてワンツーで前を向くと、相手DFが完全に釣られたところで再びトーレスに折り返し、ファーストタッチから素早い振りでゴール左下に流し込んだ。
フランクフルトのディフェンス陣を4本のパスで翻弄したこのゴラッソに、ファンからは「ティキタカだ」「素晴らしいゴール」「シャビ監督の功績」「最高」「美しい」と反響が広がっている。
試合は両者追加点を奪えず1-1のドローに終わったが、シャビ・エルナンデス監督が指揮するバルセロナはリーグ戦でも13試合負けなしと、かつての強さを取り戻しつつある。まずはELでのタイトル獲得に向け、14日に予定されている第2戦の勝利へ。ファンの期待も高まっている。