日韓W杯「韓国×イタリア」、疑惑判定の主審が“唯一の後悔”を告白「戻れるなら韓国選手にレッドカードを出しただろう」
韓国代表FWのプレーに悔恨の念「あの場面だけは、何年も前から反省している」
その一方、モレノ氏がこの一戦で後悔しているジャッジがあると告白している。
「72分(後半27分)に、ファン・ソンホンがジャンルカ・ザンブロッタを倒し、彼(ザンブロッタ)は負傷で交代した。あの場面だけは、何年も前から反省している。戻れるなら韓国の選手にレッドカードを出しただろう」
当時の判定について悔恨の念に駆られたのは、トッティの退場ではなく、FWファン・ソンホンのプレーだった。「私はただの人間だ。その時は激しさを見誤ってしまった。特定のチームをひいきしたり、敵に回したかったわけではないことは確かだ」と、改めて韓国寄りの判定ではなかったと強調している。
自身のミスを認めつつも、韓国対イタリア戦は「私の審判としてのキャリアでトップ3に入るパフォーマンス」と豪語し、「10点満点中8.5点をあげたいところだ」と自己評価を与えていた。