鹿島FW上田綺世、技ありのワンステップミドル弾を元日本代表DFが称賛 「相手に当たらなくてもGKが取るのは難しい」
元日本代表DF栗原勇蔵氏が上田の3試合連続ゴールを評価
鹿島アントラーズは4月6日、敵地でのJ1リーグ第7節でアビスパ福岡に1-0で勝利した。FW上田綺世はJ1自己最長タイとなる3試合連続ゴールで決勝点を挙げたが、元日本代表DF栗原勇蔵氏は若きストライカーのステップを称えている。
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鹿島は上田とFW鈴木優磨が2トップを組み、攻撃を牽引。なかなか福岡の守備を打ち破れないなか、後半26分に上田がゴールをこじ開ける。
ペナルティーアーク付近でMF和泉竜司からのパスを受けた上田は、素早く反転してゴールに正対。ワンステップで右足から強烈なシュートを放つと、これが相手DF宮大樹に当たってゴール右隅に突き刺さった。
リフレクションがあったとはいえ、間合いを詰める間もなくシュートを放たれ、ネットも揺らされて宮は思わず膝をついてうなだれた。
かつて横浜F・マリノスでセンターバックとして守備を支えた元日本代表DFの栗原氏は、上田のステップに注目している。
「あのステップで、あの距離なら打たれたら、ディフェンスの寄せも甘くなる可能性が高い。打てば何かが起こる典型パターンですね。仮に相手に当たらずに飛んでいたとしても、ステップを踏んでいないのでGKが取るのは難しいでしょう」
何気ないプレーながら、上田のストライカーとしての凄みが凝縮されたプレーと言っていいだろう。
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