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ミランのエースは恩師との再会を熱望? 今夏の移籍先候補にPSGが急浮上
バルサ行きも噂されるが、本命はエメリ新監督率いるフランス王者か
去就問題が浮上するACミランのコロンビア代表FWカルロス・バッカが、昨季のスペイン二冠王者バルセロナではなく、フランスリーグ4連覇中のパリ・サンジェルマン(PSG)移籍を希望していると、イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
バッカは昨季セビージャから3000万ユーロ(約35億円)の移籍金で加入し、セリエA3位の18ゴールを決める活躍を見せた。ミランは7位で終わり、欧州カップ戦への出場権を3シーズン連続で失った。そして、中国企業への身売り交渉は再三再四の停滞となっており、今季の補強費を捻出するためにエース放出に迫られるという、悲しい現実に直面している。
そしてバッカは、プレミアリーグのウェストハムから何度も正式オファーが届いていたが、UEFAチャンピオンズリーグでのプレーを希望し、返事を先延ばしにしている。そんな去就の定まらないストライカーには、バルサとPSGという二つの強豪が獲得に興味を示しているという。
だが、バッカには希望があった。「29歳はカンプ・ノウへの移籍を希望していない。ルイス・エンリケのチームで出場機会を失うことを危惧しているからだ」と報じている。バッカもバルサに移籍すれば、リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールという最強3トップ「MSNトリオ」のバックアッパーとなる。レギュラーとしてプレーするには、故障者の発生を待つしかない。
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