鹿島、“ボトル蹴り上げ”MFピトゥカの処分を発表 リーグ4試合&ルヴァン2試合出場停止
清水戦でペットボトルを蹴り上げたピトゥカの処分が決定
鹿島アントラーズは4月2日に行われたJ1リーグ第6節清水エスパルス戦でブラジル人MFディエゴ・ ピトゥカが退場処分を受けた行為について、処分内容が確定したと発表した。
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清水戦でスタメン出場したピトゥカはFW上田綺世との交代でピッチを去ったなか、ピッチ脇に置かれていたペットボトルを思い切り良く蹴り飛ばす。ペットボトルは宙を舞ってスタンド最前列の手すりを直撃し、方向の変わった本体がスタンド方向へ飛んで落ちたなか、水も周囲へ飛散した。
Jリーグ規律委員会の処分は、J1リーグ計4試合の出場停止。また、クラブ独自の処分として、出場停止期間中に実施されるYBCルヴァンカップグループステージ計2試合を出場停止とする。
鹿島は「今回の行為を非常に深刻に受け止め、当該行為により危険が及んだ方々やスタジアムに来場されたお客様、すべてのフットボールファンならびに関係者の皆様へ深くお詫びし、再発防止に向けて選手への指導を徹底してまいります」と謝罪している。
処分決定の理由は、日本サッカー協会競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同選手の交代を命じられフィールドから出た直後、テクニカルエリア内に置いてあったペットボトルをスタンドに向かって蹴り飛ばした行為は、「きわめて危険な行為」および「きわめて反スポーツ的な行為」に該当すると判断したという。
ピトゥカは「このたび、私の恥ずべき行為で危険を感じたスタジアムのお客様、ご迷惑をおかけした来場者の方々、ファン、サポーターの皆さま、鹿島アントラーズに関わるすべての関係者に心からお詫びします。一人の人間として、自分の愚かなふるまいを後悔しています。ペットボトルをサポーターに向けて蹴る意図は全く無く、感情に任せて蹴ってしまいました。一歩間違えれば大きな事故につながり、決して許されない行為だと思っています。皆さまの信頼を取り戻せるよう、自分の行動でその気持ちを示していきます。本当に申し訳ありませんでした」とお詫びした。
該当6試合は以下のとおり
4月6日J1リーグ第7節アビスパ福岡戦
4月10日J1リーグ第8節横浜F・マリノス戦
4月13日YBCルヴァンカップグループステージ第4節セレッソ大阪戦
4月17日J1リーグ第9節名古屋グランパス戦
4月23日YBCルヴァンカップグループステージ第5節大分トリニータ戦
4月29日J1リーグ 第10節セレッソ大阪戦
(FOOTBALL ZONE編集部)