ロシア、W杯出場を事実上断念 除外処分でFIFA訴えも取り下げと報道

ロシアがカタールW杯出場を断念(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
ロシアがカタールW杯出場を断念(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

ウクライナ侵攻を受けてFIFAは主催大会からロシア除外処分、欧州予選で不戦敗に

 ロシア・サッカー連盟は、ウクライナ侵攻後に国際サッカー連盟(FIFA)から主催大会除外処分を受けていたなか訴えを取り下げ、事実上、カタール・ワールドカップ(W杯)出場を断念する形となった。英公共放送「BBC」が報じている。

 ウクライナ侵攻を受けて、FIFAは主催大会からロシアを除外する処分を下し、ロシアは欧州予選で不戦敗となっていた。これに対してロシア側は不服として控訴していた。

 記事では「ロシア・サッカー連合は処分に抗議していたが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は、ロシアがその控訴を取り下げたと発表した」と報じている。

 CASは現地時間4月5日、ロシア側がFIFAと、ポーランド、スウェーデン、チェコ各協会への訴えを取り下げたと発表。これにより、ロシアは事実上、カタールW杯出場を断念した形となった。

 なお「ロシアは、国際体操、ラグビー、ボート、スケートでも、国際大会からの除外処分撤回の訴えを提出している」と伝えている。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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