負傷離脱中の冨安健洋、復帰までさらに「2週間」必要 現地紙報道「試合勘には大きな疑問符」
ふくらはぎの負傷で長期離脱中のアーセナルDF冨安健洋
イングランド・プレミアリーグの強豪アーセナルに所属の日本代表DF冨安健洋が、負傷からの復帰にはさらに2週間を要する模様だ。英紙「イブニング・スタンダード」が報じている。
同紙では、1月に右ふくらはぎを負傷し、復帰に近づいたころに左ふくらはぎを負傷した冨安について「冨安健洋がさらに2週間の離脱を余儀なくされたことで、アーセナルの負傷者問題はさらに深刻化している」とレポート。そのうえで「インターナショナルブレイク後の復帰が期待されていたが、フルトレーニングに復帰できるのはあと2週間後とのことだ」とした。
冨安は今季に向け、夏の移籍市場の最終日にイタリア・セリエAのボローニャからアーセナルに加入。右サイドバックのレギュラーを確保して出場を続け、評価も大きく高めていたが、年明けからはほぼプレーできていない状況になっている。
アーセナルは、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権のためにリーグ戦の4位以内を目指しているが、現状では5位と苦戦。シーズンも終盤に差し掛かるが「アーセナルがチェルシーとマンチェスター・ユナイテッドと対戦する4月18日からの週には、重要な2試合に向けて冨安がフルトレーニングに復帰する予定だ。しかし、この日本代表選手は1月以来プレーしていないため、彼の試合勘には大きな疑問符が付くだろう」と、冨安が戦力になり切れるかどうかには懐疑的だった。
負傷に苦しんでいる冨安は、日本代表の活動についてもカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の後半4試合で欠場を余儀なくされた。コンディションを整え、再び躍動する姿が期待される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1