W杯グループE「日本対ドイツ」にFIFA公式が注目 「敗者はプレッシャー」と初戦の意味合い強調
グループリーグ初戦でドイツと日本が対戦 その後の戦いへ重要なゲームとなる
カタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ組分けが発表され、日本はスペイン、ドイツ、コスタリカまたはニュージーランドと同居するグループとなった。“死の組”とも言われるなかで、国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトでは、日本とドイツの対戦に注目している。
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日本はW杯アジア最終予選をB組2位で通過し、FIFAランキングを基にポット分けされて実施された抽選会では第3ポットに入った。E組は、第1ポットから2010年の南アフリカ大会を制したスペイン、第2ポットから優勝4回を誇るドイツが組み分けられていた厳しいグループとなり、さらに第3ポットから日本、第4ポットには北中米カリブ海のコスタリカと、オセアニアのニュージーランドによる大陸間プレーオフの勝者が名を連ねた。
ドイツは実力的に第1ポットでもおかしくない強豪で、E組は事実上、第1ポットが2チームいるという形となり、日本の立場からは“死の組”とも言われている。
E組では、11月23日に行われるドイツ対日本がグループ初戦となる。日本は過去にドイツと親善試合で2回対戦。2004年12月16日のキリンチャレンジカップではFWミロスラフ・クローゼに2ゴール、MFミヒャエル・バラックに1ゴールを奪われて0-3で敗れ、2006年5月30日の親善試合はFW高原直泰の2得点でリードするも、その後追いつかれて2-2のドローに終わった。
記事では、「日本はこれまでドイツとの2試合で勝っていない」と触れつつ、この初戦がその後の戦いを大きく左右すると予測している。
「カタールW杯に向けて両国はテストマッチが計画されていたが、組み分け結果はそれを台無しにした。お互いの手の内を見せたくないからだ。試合はグループEの第1戦で行われるため、両チームはそこに向けて調整していくことになる。敗者はスペイン戦へ大きなプレッシャーがかかるだろう」
ドイツは11月27日の第2戦、日本は12月1日の第3戦でスペインと対戦予定。必要以上の重圧を受けないためにも、グループリーグ初戦をなんとしても制したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)