W杯“死の組”入りの日本、米メディアがアジア国を例に分析 「韓国のように火力がなく、イランのように守備力も高くない」

スペイン、ドイツと同組になった日本代表【写真:高橋 学】
スペイン、ドイツと同組になった日本代表【写真:高橋 学】

日本はスペイン、ドイツ、大陸間プレーオフの勝者が同居するE組入り

 カタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ組分けが発表され、日本はスペイン、ドイツ、コスタリカまたはニュージーランドと同居するグループとなった。“死の組”とも言われるなかで、米メディアはアジアのほかの国を例に挙げながら、日本の攻守について触れている。

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 日本はW杯アジア最終予選をB組2位で通過し、FIFAランキングを基にポット分けされて実施された抽選会では第3ポットに入った。E組は、第1ポットから2010年の南アフリカ大会を制したスペイン、第2ポットから優勝4回を誇るドイツが組み分けられていた厳しいグループとなり、さらに第3ポットから日本、第4ポットには北中米カリブ海のコスタリカと、オセアニアのニュージーランドによる大陸間プレーオフの勝者が名を連ねた。

 ドイツは実力的に第1ポットでもおかしくない強豪で、E組は事実上、第1ポットが2チームいるという形となり、日本の立場からは“死の組”とも言われている。

 米メディア「スポーティングニュース」は、日本について「勇敢なアジアの国だが、韓国のように火力(攻撃力)を備えておらず、イランのように守備力も高くない」と触れている。

 日本は最終予選を7勝1分2敗とグループBの2位で通過。10試合で12得点(4失点)という結果だった。グループAで首位のイラン(10試合で15得点4失点)、2位の韓国(13得点4失点)と数字上は大差ないが、記事では「ソン・フンミンとファン・ヒチャンはアタッキングサードで強力な火力を発揮できる。守備も最終予選ラスト5試合のうち4試合がクリーンシートで、守備を崩すのも難しいチーム」と、イングランド1部トッテナムでプレーするFWソン・フンミン、ウォルバーハンプソン所属のFWファン・ヒチャンを擁する韓国の攻守を高く評価している。

 この分析を受け、韓国のサッカー専門メディア「FOOTBALLISTA」は「日本へ悲観的展望」と伝えていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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