「最高峰でプレーできるのか」 レアル、2022-23シーズン“最初の補強”は久保建英と現地報道
プレシーズンのアピールで、レアル残留の可否を決定へ
スペイン1部レアル・マドリードは、2022-23シーズンに向けた準備を進めている。そんななか、スペインメディア「Fichajes」が、マジョルカへレンタル移籍している日本代表MF久保建英が“最初の補強”になると報じている。
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カルロ・アンチェロッティ監督が指揮を執るレアルはリーガ・エスパニョーラで首位に立ち、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも準々決勝まで勝ち上がっている。それでもチームは、ウェールズ代表FWギャレス・ベイル、ブラジル代表DFマルセロらが今季限りで退団する見込みであり、来季に向けて選手が入れ替わる予定だ。
今季限りでフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)との契約が満了を迎えるフランス代表FWキリアン・ムバッペが最大の補強ターゲットとなっているレアルだが、「レアル・マドリードは久保建英を頼り、次のシーズンに向けた多くの補強を目論む移籍市場が開く前の『最初の補強』となる。夏のムバッペの加入前に、ローテーションで攻撃的な役割が与えられる」と伝えている。
夏にムバッペらの補強を目指すレアルでは、スペイン代表FWマルコ・アセンシオ、ブラジル代表FWロドリゴを売却リストに加える準備をしている。そして、彼らに代わる右ウイングとして、久保に期待が寄せられているようだ。
最終的に移籍市場を終えてレアルに残れるかどうかは、プレシーズンのアピール次第になる見込みだが、「レアル・マドリードに復帰して重要な選手になるという夢を叶えて、最高の形でカタールW杯への参加を目指す久保にとって、来シーズンは、彼がすぐに最高峰でプレーできるのか、もう少し時間がかかるのかを計る鍵となる」としている。
現在はハビエル・アギーレ新監督を迎えたマジョルカで、1部残留を目指す戦いに身を置く久保。今季の経験を糧にして、飛躍のシーズンを迎えることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)