「日本よりむしろ死の組?」 韓国メディア、グループ最下位予想へ「低く見積もられている」と悲観
米国のヤフースポーツでは最下位予想と言及
カタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ組分けが発表され、日本はスペイン、ドイツ、コスタリカまたはニュージーランドと同居するグループとなった。“死の組”とも言われるなかで、韓国メディアは「むしろ韓国が“死の組”という声も」と伝えている。
日本はW杯アジア最終予選をB組2位で通過し、FIFAランキングを基にポット分けされて実施された抽選会では第3ポットに入った。E組は、第1ポットから2010年の南アフリカ大会を制したスペイン、第2ポットから優勝4回を誇るドイツが組み分けられていた厳しいグループとなり、さらに第3ポットから日本、第4ポットには北中米カリブ海のコスタリカと、オセアニアのニュージーランドによる大陸間プレーオフの勝者が名を連ねた。
ドイツは実力的に第1ポットでもおかしくない強豪で、E組は事実上、第1ポットが2チームいるという形となり、日本の立場からは“死の組”とも言われている。一方で、韓国はポルトガル、ガーナ、ウルグアイと同じH組でグループリーグ突破に希望が持てる組み分けとされているが、韓国メディア「イートゥデイ」は「スペイン、ドイツと同グループになり、『最悪の組分け』という評価を受ける日本より、むしろ韓国が『死の組』という声も出ている」と取り上げている。
「韓国が属するH組はグループ別の平均FIFAランキング27.5位で全8組中、開催国カタールが属するA組(31.8位)の次に低い。ポルトガルはプレーオフを経てなんとか出場権を得て、ウルグアイもボリビアに0-3で敗れた。ガーナは出場国の中でランキングが最も低い。『行ける』という声があがる理由だ。しかし、チーム格差がほかの組に比べて少なく、むしろ死の組になった。アメリカのヤフースポーツでは、韓国をH組の最下位と予想している。グループリーグ突破の可能性も低く見積もられている」
W杯に簡単な試合はないだけに、韓国としても予断は許さない状況のようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)