スペインは「ベスト16に行く」 W杯グループEを海外展望、日本の立ち位置は?「ナメることはできない」
スペインはドイツ、日本、コスタリカかニュージーランドの勝者とE組で同居
カタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ組分けが発表され、日本はスペイン、ドイツ、コスタリカまたはニュージーランドと同居するグループとなった。“死の組”とも言われるなかで、スペイン紙は日本に関して「明らかにスペインのほうが優れている」と伝えている。
日本はW杯アジア最終予選をB組2位で通過し、FIFAランキングを基にポット分けされて実施された抽選会では第3ポットに入った。E組は、第1ポットから2010年の南アフリカ大会を制したスペイン、第2ポットから優勝4回を誇るドイツが組み分けられていた厳しいグループとなり、さらに第3ポットから日本、第4ポットには北中米カリブ海のコスタリカと、オセアニアのニュージーランドによる大陸間プレーオフの勝者が名を連ねた。
ドイツは実力的に第1ポットでもおかしくない強豪で、E組は事実上、第1ポットが2チームいるという形となり、日本の立場からは“死の組”とも言われている。逆に、スペインから見ると、「いい結果」となったようだ。
スペイン紙「ラ・ラソン」は「サッカーは不確かな物」と前置きしつつも、ドイツ以外に関しては自分たちよりも力が劣ると指摘している。
「この世に大惨事が起こらない限り、我々(スペイン)はベスト16に行くだろう。マドリディスタ久保(建英)、ペピネーロ柴崎(岳)、フランクフルトの鎌田(大地)がいる日本はナメることはできないが、スペインのほうが明らかに優れている。同じ結論はケイラー・ナバスがいるコスタリカ、プレミアリーグでプレーする何人か擁するニュージーランドにも言える。この3つはルイル・エンリケのチームから何光年も離れている」
日本は前評判を覆し、本大会でスペインに一泡吹かせられるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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