W杯グループEの日本「無視できない」 オセアニア連盟、スペイン&ドイツ同居の勢力図に見解
オセアニア予選突破のニュージーランド、コスタリカとの大陸間プレーオフに勝てば、日本と同じE組に
カタール・ワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選会が4月1日に行われ、森保一監督の率いる日本代表はグループEで、スペイン、ドイツ、そしてコスタリカとニュージーランドのプレーオフ勝者と同居することとなった。W杯優勝経験のあるスペインとドイツの2強が注目されるなか、オセアニアサッカー連盟は公式HPで、ニュージーランドの本大会出場へ期待を寄せている。
ニュージーランド代表は、W杯オセアニア予選の代表決定戦で、ソロモン諸島に5-0と圧勝した。この結果、オセアニア代表として6月に行われる北中米カリブ海最終予選4位のコスタリカとの大陸間プレーオフに進出することとなっている。
W杯出場が決まる前に、本大会での対戦相手を知ることとなったニュージーランドだが、オセアニア連盟は、過去にW杯を制したヨーロッパの2か国も入った組分けについて、「予選を突破することができれば、2010年大会以来となるW杯で、恐ろしくもエキサイティングな対戦が待ち受ける」と、紹介している。
また、スペインとドイツがこのグループの本命であるとしつつも、日本についても、「無視できない」と評価。「FIFAランクで23位のチームは、W杯予選でオーストラリアを上回る成績で終え、最終予選10試合で7勝を挙げた。最近のニュージーランドとの対戦は2017年10月に行われた親善試合で、日本が2-1で勝利した。また、多くの選手たちは2020年の東京五輪でも対戦し、開催国にPK戦の末に敗れている」と、直近の試合では接戦を演じていることを紹介している。
ニュージーランドとコスタリカとの大陸間プレーオフは、6月14日に予定されている。前回大会ではプレーオフの末にペルーに敗れ、本大会出場を逃したニュージーランドだが、カタールで森保ジャパンと対戦することになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)