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イグアインの105億円移籍はセリエA復権の予兆か 伊クラブ間の移籍金最高額を16年ぶりに更新
イタリア国内クラブ間での大物移籍の意義
プレミアやリーガに選手を売る立場になって久しいイタリア勢だが、移籍市場に資金を投下するクラブは少しずつ増え始めている。現在もイグアインを失ったナポリがインテルのFWマウロ・イカルディやミランのFWカルロス・バッカの獲得に動いているとされている。イタリアでプレーして価値を上げた選手が、イタリア国内の上位クラブへと移籍していく。その資金を得たクラブが、国内外から才能のある選手を発掘して獲得していく。そうした資金と選手の流れは、リーグの競争力を高める助けになるはずだ。
フットボール史上でも第3位にランクインするイグアインの高額移籍は、イタリア勢が復権に向かう足音となるのだろうか。
イタリア国内での移籍金トップ10ランキングは以下の通り。
1位 ゴンサロ・イグアイン(ナポリ→ユベントス/9000万ユーロ/2016年)
2位 エルナン・クレスポ(パルマ→ラツィオ/5500万ユーロ/2000年)
3位 ジャンルイジ・ブッフォン(パルマ→ユベントス/5250万ユーロ/2001年)
4位 クリスティアン・ヴィエリ(ラツィオ→インテル/4500万ユーロ/1999年)
5位 マヌエル・ルイ・コスタ(フィオレンティーナ→ミラン/4200万ユーロ/2001年)
6位 リリアン・テュラム(パルマ→ユベントス/4150万ユーロ/2001年)
7位 パベル・ネドベド(ラツィオ→ユベントス/4120万ユーロ/2001年)
8位 フィリッポ・インザーギ(ユベントス→ミラン/3700万ユーロ/2001年)
9位 エルナン・クレスポ(ラツィオ→インテル/3600万ユーロ/2002年)
10位 ガブリエル・バティストゥータ(フィオレンティーナ→ローマ/3250万ユーロ/2000年)
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images