好調のトッテナムFWケインへ賛辞続々 直近8戦11ゴール関与…元英代表が喝采「完璧なフットボーラー」
リーグ直近8試合7得点4アシストと好調、ニューカッスル戦では絶妙クロスでゴールお膳立て
トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインは今季序盤戦にゴールから遠ざかっていたが、直近のプレミアリーグ8試合は7得点4アシストと急激に調子を挙げている。ゴールだけにとどまらないその活躍に「新しいディエゴ・マラドーナ」との賛辞が送られている。
トッテナムは現地時間4月3日に行われたプレミアリーグ第31節でニューカッスルと対戦。韓国代表FWソン・フンミンらの得点により5-1で快勝。暫定4位に浮上し、ライバルのアーセナルにプレッシャーをかけた。
この試合でケインは自らゴールを決めることはできなかったが、後半3分に右サイドからのアーリークロスで左ウイングバックとして出場していたMFマット・ドハーティのヘディング弾をアシストした。プレミアリーグで3度の得点王を獲得しているケインだが、パス能力にも長けており、アシストでもチームに貢献している。
英紙「デイリー・メール」によれば、かつてトッテナムなどで活躍した元フランス代表MFダビド・ジノラ氏は衛星放送「スカイ・スポーツ」の解説で「スパーズの新しいプレーメーカーはハリー・ケインだ。彼は新しいディエゴ・マラドーナのようだ。ロングパス、ショートパス、彼はすべてを持っている」と話し、サッカー界史上最高の選手としても名高いアルゼンチンのレジェンドと並べ立てた。
元イングランド代表FWジャーメイン・デフォー氏も「彼のパス能力はとてつもない。彼は完璧なフットボーラー」とジノラ氏に同調し、かつての同僚を称えている。ケインの活躍ぶりは単なるストライカーの枠には収まらないものとなっているようだ。
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