クリスタル・パレス戦でベンチ入りが有力視、出場の可能性は？

　日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは、現地時間4月4日のプレミアリーグ第31節でクリスタル・パレスと対戦する。英地元メディア「フットボール・ロンドン」は、この試合から冨安がベンチ入りする可能性を報じている。

　冨安は、昨年末に左足ふくらはぎを負傷して戦線離脱。第19節ノリッジ・シティ戦（0-5）を欠場し、第4節の同カードから続いていたプレミアリーグでの連続出場は「15」で途切れた。年明けに一度復帰するも、今度は右足ふくらはぎを痛めて再離脱。1月20日のリーグカップ準決勝第2戦のリバプール戦（0-2）を最後にピッチから遠ざかっている。

　カタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選の第9節オーストラリア戦（2-0）、第10節ベトナム戦（1-1）の日本代表メンバーからも外れた冨安だが、地元メディア「フットボール・ロンドン」は、クリスタル・パレス戦でのベンチ入りを予想している。

　記事では「最終ラインは、最高の選手たちを起用できる。ミケル・アルテタ監督は、冨安健洋が練習に合流したと話している。しかし、パレス戦での復帰は時期尚早かもしれない。それでもベンチ入りは、大いに歓迎される」と、復帰に迫っていることを報じた。

　来季のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得を目指す戦いの渦中にいるアーセナル。パレス戦の先発予想ではポルトガル人DFセドリック・ソアレスの名前が入っているが、冨安もこの試合で久しぶりにプレーする姿を見せてくれるかもしれない。