J2リーグ「山形対岡山」で疑惑のジャッジ、山形GKへの一発レッド“競技ルール適用ミス”の可能性浮上
バックパスを手で阻止した山形GK後藤へ主審がレッドカードを提示
J2リーグ第8節のモンテディオ山形対ファジアーノ岡山の一戦(0-1)で前半早々、山形GK後藤雅明が一発退場処分を下されたなか、このジャッジが競技規則の適用ミスの可能性が浮上。ネット上では「ルール上退場じゃない」「バックパスでレッドなんて聞いたことない」などの声が上がっている。
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疑惑が向けられたのは、前半10分のシーンに対するジャッジだ。山形DF半田陸がGKへバックパスを送ると、そのボールがズレて無人のゴールへ。慌てた後藤はゴールライン手前で手で掻き出し難を逃れたが、このプレーに対して清水修平主審はレッドカードを提示した。
味方の選手が意図的に戻したパスをGKが手で処理した場合、ハンドの反則が取られる。しかし、競技規則の第12条には「ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内で、認められていないにもかかわらず手や腕でボールを扱った場合、間接フリーキックが与えられるが、懲戒の罰則は与えられない」との記述がある。
後藤へのレッドカードの提示は、誤った判定とも捉えられるため、ネット上では「バックパスって入りそうだと退場になるの?」「ルール上退場じゃない」「バックパスでレッドなんて聞いたことない」など、疑問の声が噴出。試合は後半アディショナルタイムに岡山FW木村太哉が決勝ゴールを挙げて終わっているが、競技規則の適用ミスが認められれば、再試合の可能性もあり得る。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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