カタールW杯・全グループ「1位~4位」米予想…突破の“本命”は? 「日本は過去大会で大番狂わせ」
日本と同居のスペイン&ドイツ「両者がグループリーグで敗退することは考えにくい」
カタール・ワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選会が現地時間4月1日に開催され、組み分けが決定した。米スポーツ専門局「ESPN」では各グループを分析し、グループリーグ1位~4位までを予想。「日本は過去大会で大番狂わせを演出している」としながらも3位に位置づけた。
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記事では「ブラジルは史上最多6度目の優勝を目指し、フランスはワールドカップ連覇を目指している。しかし、ワールドカップで優勝するためにはグループリーグを突破する必要があり、序盤には魅力的な試合が待っている」と記し、8グループに振り分けられた各国の戦力を分析しつつ、グループ内の順位も予想した。
日本が入ったグループEにはドイツ、スペインが同居。もう1か国は、ニュージーランドとコスタリカによる6月の大陸間プレーオフで決定する。「日本は過去大会で大番狂わせを演出しているし、コスタリカとニュージーランドは、いずれも最近の大会で驚くべき結果を残している。しかし、スペインとドイツはヨーロッパの強豪国であり、両者がこのグループリーグで敗退することは考えにくい」と戦力を査定した。
そのなかでドイツを1位通過、スペインを2位通過と予想。日本は3位となっている。「ドイツは4年前にグループリーグで敗退した屈辱を晴らす決意をし、スペインは2018年に開催国ロシアとの16強で敗退した後、ルイス・エンリケの下で復活を遂げた。このグループの重要な問題は、どのチームが首位で通過するかに尽きそうだ。2位通過チームは決勝トーナメントでベルギーと対戦する可能性が高く、1位通過チームはクロアチア、モロッコ、カナダのいずれかとの対戦が予想される」と、通過チームの対戦相手にも触れた。
日本がグループリーグを通過すれば、前回のロシア大会と同様、16強で再びベルギーと相まみえる可能性もある。下馬評では苦戦必至と見られている日本だが、過去大会でその逆境をはねのけてベスト16進出を果たしてきた。カタールで世界を驚かせる日本の進撃が見られるだろうか。