G大阪は名古屋相手に1点返されるも3得点で快勝

　J1ガンバ大阪は4月2日、リーグ第6節で名古屋グランパスと対戦し、3-1のスコアで勝利した。この試合では左サイドバックで先発したDF黒川圭介がJ1初ゴールを記録。逆足での見事なコントロールショットにファンから「初ゴールおめでとう！」「まさかの右足」と反響が広がっている。

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　24歳の黒川は、関西大学から2018年12月、3年生ながらもG大阪に加入が内定。特別指定選手に承認されると翌年4月にはルヴァンカップ第４節のジュビロ磐田戦でプロデビュー。2021年からは徐々に出場機会を伸ばしていき、今シーズンはここまでリーグ戦5試合で先発出場し、チームの左サイドを支えている。

　迎えた名古屋戦でも黒川はスタメンで出場。試合は前半26分、フリーキックのこぼれ球をDF昌子源が抑えの利いたダイレクトシュートを打つと、最後はFWパトリックが触ってコースが変わり先制。後半9分にはFW山見大登のクロスボールが相手のオウンゴールを誘って2-0とリードを広げた。

　そして同17分、相手陣地でこぼれ球を拾った黒川は、左サイドで一気にドリブルで加速し、ペナルティーエリア内まで侵入すると、右に一歩切り込んで相手の重心をずらして利き足とは逆の左足で見事なコントロールショット。名古屋GKランゲラックも懸命に手を伸ばしたが、ボールは綺麗な弧を描きゴールネットに吸い込まれた。

　黒川はこのゴールがJ1での初ゴール。ファンからは「逆足でこれはエグすぎる」「初ゴールおめでとう！」「上手すぎ笑」「左WG（ウイング）やりますか？？笑」「まさかの右足！」「えぐっめっちゃ上手い右足蹴るやん！」と祝福のコメントが寄せられている。さらには、「代表入りあるぞ！」「このまま代表までいっちゃえ！」とカタール・ワールドカップ（W杯）本戦へ出場を決めた森保ジャパンへの招集を期待する声も届いていた。