「あとは私次第」 セルティック監督、宿敵レンジャーズ戦で古橋亨梧の戦列復帰を示唆
昨年12月にハムストリングスを負傷
スコットランド1部セルティックは、4月3日のリーグ第32節で2位のレンジャーズと対戦する。この試合で、昨年12月から負傷離脱が続いている日本代表FW古橋亨梧が復帰する可能性があるようだ。アンジェ・ポステコグルー監督のコメントを、英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
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古橋は昨年夏、ヴィッセル神戸からセルティックに移籍して公式戦26試合に出場し、16得点5アシストを記録。加入から半年も経たずに、誰もが認めるチームのエースとなった。しかし、昨年12月26日のリーグ第20節セント・ジョンストン戦(3-1)でハムストリングスを痛めてからからは離脱しており、2022年は公式戦でプレーしていない。
3月の日本代表のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のメンバー外になった古橋は、レンジャーズとの首位攻防戦に間に合うか不透明になっていた。だが、ポステコグルー監督は、現時点で欠場が確実なのはスコットランド代表MFジェームズ・フォレストのみで、古橋もメンバー入りする可能性があることを明かした。
古橋の復帰について、「どの試合であっても、彼が投入される試合は、大きな意味を持つ試合になる。彼は練習からハードワークをしており、リハビリも全力でやっていた。前半戦の彼は、私たちにとってセンセーショナルだった。それだけに、この負傷による長期の離脱に彼はとてもガッカリしていた。それでも、戻る準備はできている。あとは私次第、私が彼を正しい時に選べるかだ」と、説明している。
試合勘不足は否めないが、レンジャーズにとっても、突出したスピードと得点感覚を持つ古橋は脅威となるはず。キックオフ前の情報戦という点でも、ポステコグルー監督の発言は、意味がありそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)