「成功は義務」 ドイツ、日本と同居E組入りで現地メディアは“強気姿勢”「突破可能」

日本と同居E組入りのドイツ代表【写真:Getty Images】
日本と同居E組入りのドイツ代表【写真:Getty Images】

日本はカタールW杯でスペイン&ドイツ、コスタリカとニュージーランドの勝者と同居

 カタール・ワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選会が4月1日に行われ、日本はスペイン、ドイツ、そしてコスタリカとニュージーランドの大陸間プレーオフ勝者と同じグループEに入った。ドイツ誌「キッカー」は、「ドイツ代表にとって成功は義務だ」と、大会を展望している。

 ポッド2のドイツが、ポッド1からグループEに入っていたスペインと同組に入ると会場は大きくどよめいた。ドイツは2008年の欧州選手権(EURO)決勝でスペインに0-1で敗れ、その2年後の南アフリカW杯でも、優勝するスペインに準決勝で0-1の敗戦を喫している。また、2020年のUEFAネーションズリーグでも、0-6と大敗してヨアヒム・レーヴ前監督が退任に追い込まれた。

 ドイツ陣営も、この段階では難しい大会になることを覚悟していたはずだ。しかし、記事では「抽選会が終わり、最終的にハンジ・フリック監督とドイツサッカー連盟(DFB)のダイレクターであるオリバー・ビアホフ氏の表情はリラックスしていた。日本、コスタリカとニュージーランドの大陸間プレーオフの勝者と同じグループになり、紙面上は彩豊かな相手となったが、スポーツの側面では突破可能」と、決勝トーナメント進出を“楽観視”している。

 日本については、「中東で開催される初のW杯に向けて、日本は多くの問題があった。サウジアラビアに次いでアジア予選2位で突破している」と報じ、さらに「コスタリカはFIFAランクで31位、ニュージーランドに至っては101位。彼らも恐れる必要のない相手。つまりドイツ代表にとって成功は義務だ」と、分析している。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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