今夏記録的な高騰を見せる移籍金 “欧州五大リーグ”の総額はすでに1276億円超え!

去就注目のポグバやPSGの動向次第では…

 セリエAでは圧倒的な存在感を見せるユベントスが主役だ。冒頭のイグアインに加えて、ローマからボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチも3200万ユーロ(約37億円)で獲得。リーグ6連覇、そしてUEFAチャンピオンズリーグのタイトル奪還に向けて、さらなら陣容の強化を図っている。

 リーガでは“銀河系軍団”ことレアル・マドリードが、スペイン代表FWアルバロ・モラタをユベントスから3000万ユーロ(約35億円)で買い戻した程度で、現時点では平静さを保っている。一方でレアルと覇権を争うと見られる2クラブは積極的だ。バルセロナはポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスら20代前半の選手を次々と獲得し、計7500万ユーロ(約87億円)。また闘将ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレチコ・マドリードも4選手が加入して4900万ユーロ(約57億円)を使い、二強に肉薄している。

 移籍市場は残り1カ月強を残しており、ユナイテッド移籍が取り沙汰されるフランス代表MFポール・ポグバ、フランスで圧倒的な資金力を持つパリ・サンジェルマンの動向次第ではさらに移籍金総額が跳ね上がることになる。果たして移籍市場がクローズするまでに、どれだけの札束が飛び交うのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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