「悪夢を終わらせたい」 チェルシーFWヴェルナー、30億円価値ダウンで退団か
移籍金85億円で加入もチェルシーの要求額は55億円
イングランド1部チェルシーは、今季限りでドイツ代表FWティモ・ヴェルナーを放出する可能性があるようだ。獲得した移籍金を大きく下回る金額でのオファーも受け入れる構えだという。
ヴェルナーは2020年にドイツ1部RBライプツィヒからチェルシーへ移籍。得点源として期待されたが、プレミアリーグでの得点は昨季が6得点(35試合)、今季も1得点(14試合)にとどまっている。獲得に投じられた移籍金は5300万ポンド(約85億円)と高額だが、それに見合った活躍を見せているとは言い難い。
ドイツテレビ局「SPORT1」によると、チェルシーと2025年まで契約を結ぶヴェルナーに対し、ドルトムントが興味を示しているという。チェルシーの要求額は3400万ポンド(約55億円)。約30億円の損失も辞さない構えだ。
英紙「デイリー・メール」は、「ヴェルナーはこの夏でチェルシーでの悪夢を終わらせたいと思っている」と報じている。トーマス・トゥヘル監督の下で真価を発揮できていないストライカーは、慣れ親しんだドイツへの帰国に心が傾いているのかもしれない。
26歳のヴェルナーはわずか2年でスタンフォード・ブリッジ(チェルシーの本拠地)に別れを告げることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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