伊東が「戦況を変えるという交代選手の見本的プレー」　守田&田中は「連係がスムーズ」

＜途中出場＞
■伊東純也（ヘンク／←ハーフタイムIN）＝★★★★☆（4つ星）
　やはり縦突破の鋭さは別格だ。入って戦況を変えるという交代選手の見本的プレー。1人でクロスまで持って行ける。左に三笘がいて、右に伊東が入り破壊力は確実にアップした。本来は不動のスタメンだが、守田、田中とともに試合の流れを変えた。攻撃だけでなく守備への切り替えも早い。伊東の存在感が光った一方、伊東不在時への不安は一層募った。

■南野拓実（リバプール／←後半16分IN）＝★★★☆☆（3つ星）
　トップ下での起用は適正だったと思う。ただ、この日は南野が生きる形が少なく、どちらかと言えばチャンスメイク寄りの仕事が多くなった。相手が守備に割く人数も多く、南野の特徴を十分に生かせたとは言えないものの、低調というほど悪くもなかった。

■守田英正（サンタ・クララ／←後半16分IN）＝★★★★☆（4つ星）
　中盤の底でバランスを取りながら遠藤不在の中盤をまとめた。的確なポジションを取ってパスを回し、攻撃の循環を改善しつつ、田中との連係もスムーズ。今や主力クラスだったが、この日は途中出場というなかで善処した。

■田中　碧（フォルトゥナ・デュッセルドルフ／←後半16分IN）＝★★★★☆（4つ星）
　幻のゴールは惜しかった。守田とのコンビは鉄板でゲームの流れが良くなり、積極的にゴール前にも顔を出すなど脅威を与えていた。日本に不可欠という印象を改めて植え付けた。