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「泣いてしまう」 エリクセン、心停止のピッチで290日後の“帰還弾”が話題「主人公すぎる」
親善試合でデンマークがセルビア相手に3-0の快勝
デンマーク代表は現地時間3月29日に行われた親善試合で、セルビア代表と対戦し3-0の快勝を収めた。この試合でキャプテンを務めたデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンのミドル弾が「素晴らしい」と話題を呼んでいる。
エリクセンは、昨夏に行われたEURO(欧州選手権)初戦のフィンランド戦、前半途中に心停止を起こしてピッチに倒れた。メディカルスタッフによる心肺蘇生で一命を取り留めたが、手術で植え込み型除細動器(ICD)を装着することに。イタリア・セリエAではICDを付けてのプレーが認められていなかったため、エリクセンは当時在籍していたイタリア1部インテルを退団し、イングランド1部ブレントフォードに加入していた。
倒れたフィンランド戦と同じ会場、地元コペンハーゲンのパルケン・スタジアムで行われたセルビア戦に、キャプテンとしてスタメン出場を果たしたエリクセンは素晴らしいゴールを決める。
2-0とリードで迎えた後半12分、ペナルティーエリア左手前でボールを受けたエリクセンは右に持ち出して右足一閃。ボールはゴール左隅に突き刺さり、倒れた290日後に同じピッチで素晴らしいゴールを奪った。
このゴールについて動画が公開されると、ファンからは「かっこいい」「素晴らしい」「ゴラッソ」という声や、「主人公すぎる」「これはデンマーク国民なら泣いてしまう」「感動した」といったさまざま声が寄せられている。
今年11月に開催されるカタール・ワールドカップの出場権も獲得しているデンマーク代表。心停止から力強く復帰したエリクセンは23名のメンバー入りを果たすことができるだろうか。
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