森保ジャパン、「存在感ゼロ」の“最低点”は? 英記者がベトナム戦スタメン11人を採点
旗手のハーフタイム交代は「妥当」、柴崎は「先発起用の理由見えなかった」
<MF>
■柴崎 岳(レガネス) 5点
森保は日本代表への長きにわたる貢献に感謝したかったのだろうか。遠藤や守田とのレベルの差は明白で、先発起用の理由は見えなかった。
■原口元気(ウニオン・ベルリン) 5点
柴崎との連係で前半ゴールできなかったのは不運。アピール不十分で、W杯のメンバー入りは微かな望みか。
■旗手怜央(セルティック) 5点
前線に出ても鋭さが足りない。インパクトは皆無で、ハーフタイムでの交代も妥当。
<FW>
■三笘 薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ) 6点
躍動的。オーストラリア戦での好調ぶりを継続したが、ベトナムの徹底マークで苦しんだ。それでも、推進力と堅実さはピカイチ。
■久保建英(マジョルカ) 5点
久保とすれば静かな夜に。最終予選でベンチを温め続けるフラストレーションに耐えてきたが、ベトナム守備陣を瓦解できるはずの能力を示せず。失望の一言。
■上田綺世(鹿島アントラーズ) 4点
存在感ゼロ。自陣深く構える相手に起点となるクオリティーもなし。ゴールが取り消されたのは不運だが、それ以外は苛立ちのプレー。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。