“欧州組攻撃陣”が不発 W杯予選ラストで苦戦の日本、ベトナムメディアが見解「南野、久保は守備に対して無力」

久保建英はゴールに絡むことができず【写真:AP】
久保建英はゴールに絡むことができず【写真:AP】

日本は計23本のシュートを放つも吉田のゴールのみ

 ベトナム代表は3月29日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第10節で日本と対戦し、1-1で引き分けた。この試合まで勝ち点3の獲得にとどまり、グループBの最下位に沈んでいたが、7大会連続となるW杯出場を決めた日本を相手に、アウェーの地で勝ち点を獲得したことで大きな称賛を浴びている。

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 ベトナムメディア「Zing News」は、「南野、久保はベトナムの守備に対して無力だった」と見出しを打ち、「ヨーロッパで活躍する日本のストライカーたちは、奮闘したベトナムの守備の前に得点を挙げることができなかった」と、綴っている。

 スペイン1部マジョルカに所属するMF久保建英については、「日本の輝かしいスターは、チャンスを与えられた。長い間、ベンチで過ごした久保は先発出場した。だが、“日本のメッシ”が放った3本のシュートは、危険ではなかった」と言及。イングランド1部リバプールのMF南野拓実についても、「現在の日本代表で最大のスターは南野だ。リバプールのストライカーは後半16分から出場した。30分近くピッチに立ったが、10番は一度枠外にシュートを放っただけだった」と、報じている。

 ボールポゼッションは、日本の66.6%に対してベトナムは33.4%。シュート数も日本の23本に対して、ベトナムはゴールに決まった1本のみと、データ的には大差がついた一戦だが、肝心の得点が1-1。欧州5大リーグでプレーしている日本の選手たちにゴールを許さなかったこともあり、ベトナムにとっては勝ち点1以上の価値ある一戦になったようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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