元日本代表FW佐藤寿人、ベトナムとドローの森保ジャパンを総括 「消化不良の90分」
「日本らしいシーンも多かった」なかで、ベトナムに勝ちきれず
日本代表は3月29日、ホームでのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第10節ベトナム戦で1-1と引き分け、勝ち点「22」で終えた。
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3月24日の前節オーストラリア戦(2-0)でW杯出場を決めた日本の森保一監督は、先発を9人入れ替えた。しかし、これが機能せずにベトナムに先制されて0-1で前半を終えることになる。
後半開始と同時にMF伊東純也を投入した日本は、後半9分にDF吉田麻也のゴールで追いつく。その後も、FWF南野拓実、MF田中碧、MF守田英正を投入して反撃の手を強めたが、逆転することはできずに1-1で試合を終えた。
スポーツチャンネル「DAZN」の中継で解説を務めていた元日本代表FW佐藤寿人氏は、「全体を通して、普段から近い距離で、関係性を持っている選手たちでプレーできている時は日本らしいシーンも多かった」と、良かった面を挙げた。
そのうえで、「ただ、それができない時の組み合わせですね。普段、やっていない選手が近くにいる時、選手の個の良さも出せなかった。世界で、W杯で戦うことを考えると、消化不良の90分だった印象がありますね」と、試合を総括した。
W杯出場を決めて、本大会に向けたメンバーのサバイバルが始まった日本代表だったが、代表OBの目にはこの日のパフォーマンスは物足りなく映ったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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