内田篤人、ベトナムに苦戦の日本代表に激 「A代表で活躍する選手の姿を見せてほしい」

得点が期待されるFW上田綺世【写真:高橋 学】
得点が期待されるFW上田綺世【写真:高橋 学】

内田氏の激の直後、日本は吉田のゴールで追いつく

 日本代表は3月29日、ホームでのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第10節でベトナムと対戦。一時1点ビハインドを追っ日本に対し、「テレビ朝日」の中継で解説を務めた元日本代表DF内田篤人氏は、自身がU-20代表のコーチも務めていることに触れつつ、苦戦する日本代表に苦言を呈した。

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 前半を0-1で折り返した日本は、後半開始と同時にMF旗手怜央を下げ、MF伊東純也を投入して、同点ゴールを目指した。しかし、思うように攻めきれない展開に、内田氏は物足りなさを感じたようだ。

 後半7分、内田氏は「今、僕は19歳以下の日本代表のキャンプを選手としているのですが、その選手たちも見に来ているんですね」と、アンダーカテゴリーの日本代表選手たちが、埼玉スタジアムで観戦していることを明かした。

 そして、「A代表の練習も、昨日、一昨日、グラウンドが隣だったので見させてもらったんですけど、そういう選手たちに、目標というか、海外でやる、A代表でやる、Jリーグで活躍する選手の姿を、シーンで見せてほしいですね」と、日本の戦いぶりに不満を漏らした。

 実況に「まだ十分、時間は残っていますからね」と言われると、内田氏は「もちろんです。いくらでも巻き返せますし、チャンスはいっぱいあるんです」と、期待を寄せた。

 その檄が届いたか、日本は直後にDF吉田麻也の同点ゴールで試合を振り出しに戻した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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